3月30日にメイダン競馬場で行われたドバイターフ。
キャットニップに騎乗したルメール騎手が、落馬したと報じられました。
ルメール騎手は落馬直後は動けず、病院に搬送されたとのこと。
鎖骨と肋骨を骨折、さらに肺に穴が開いていたことが明らかになりました。
そして4月15日、療養していたドバイから、日本に帰国することを報告したルメール騎手。
落馬から現在までの状況をまとめました。
ルメールが落馬で怪我の状態は?鎖骨と肋骨を骨折し肺に穴も
ルメールさんが落馬したのは、3月30日にドバイのメイダン競馬場で行われた国際G1レースドバイターフ。
芝1800メートルでキャットニップに乗っていたルメールさん。
直線残り100m付近のところで落馬されました。
ドバイターフでルメールが騎乗した米のキャットニップ(セン5・スティッドハム)が、直線の残り100メートル付近で落馬競走中止。
https://tospo-keiba.jp/
このドバイターフ2024には、日本から武豊さんや横山典弘さんも参加しておられます。
ドバイターフ、我らが武豊ジョッキー騎乗の #ドウデュース は頑張りましたが厳しい包囲網の中抜け出せず5着。
— 門澤 清太 (@seitakadosawa) March 30, 2024
他を圧倒する素晴らしい馬体は必ずやリベンジを果たしてくれると信じています。#武豊#ドバイワールドカップデー#DubaiWorldCup pic.twitter.com/e9Pa4VVdar
ルメールさんが落馬したとの報道で、横山典弘さんに乗り替わりが期待されてました。
スタオンちゃん乗り替わりなら武ちゃん横典さん空いてるな。
— 〼やん@所沢国DAEG㌠ (@masuyan2014) March 30, 2024
フランキーも空いてる。
#ラジニケドバイ
ルメール騎手病院へってあったけど、スターズオンアースは横典ジョッキーになるんやろうか?
— Sole(ソーレ) (@democratia4) March 30, 2024
なにはともあれ人馬の無事を願います😣
しかしスターズオンアースはデットーリ騎手に乗り替わり。
デルマソトガケは、マーフィー騎手に乗り替わりとなりました。
ルメールのケガの状態は?鎖骨と肋骨を骨折し肺に穴も
落馬直後は動けなかった
ドバイの競馬団体・ドバイレーシングクラブによると、ルメールさんは落馬直後動けなかったとのこと。
ドバイレーシングクラブの公式X(旧ツイッター)よるとルメール騎手は落馬後は動けず、病院に搬送されたとしている。
https://www.nikkansports.com/
また、担架に首を固定して搬送された、といった情報もあります。
直線半ばで落馬した騎手(ルメール騎手?)は担架に首を固定して救急車で搬送
— コータロー (@sagkota) March 30, 2024
この後のレースに出れる状態じゃなさそう
とにかく無事でいてくれ
意識はあるとの情報もありました。
ルメール落馬して運ばれた………意識はあります
— RakuRaku🧶 (@Feb4_) March 30, 2024
また、左鎖骨部分に違和感を訴えていたとも報じられています。
米メディアが報じたX(旧Twitter)によると「ルメール騎手はレントゲン検査のため近くの病院に運ばれたが、左鎖骨部分に違和感を訴えている」と、投稿された。
https://keibana.com/
3月31日の最新情報として、
鎖骨と肋骨を骨折したとの報道がありました。
そして3月31日18時頃、ルメールさん自身のXが更新され、笑顔を見せてくださいました。
— Lemaire Christophe (@christo68914587) March 31, 2024
前向きなメッセージをファンに送ったルメールさん。
笑顔が見れて、少し安心しましたね。
4月1日に退院
ドバイレーシングクラブはXで、ルメールさんの状況を詳しく説明しました。
「クリストフ・ルメールのさらなる最新情報:本日退院する予定。鎖骨と肋骨の骨折に加え肺に穴が開いたため、UAEで2週間の滞在となる」と綴られ、新たな怪我の状況が判明した。
https://keibana.com/
骨折だけでなく、肺に穴が開いていたとのこと。とても苦しかったでしょうね。
4月15日 ドバイから日本に帰国
4月15日、自身のInstagramで、日本に帰国することを報告したルメール騎手。
1日でも早く怪我が完治し、復帰されることを願います。
落馬で怪我をした騎手の復帰までの期間!!武豊は怪我で1か月後に復帰
ルメールさんの怪我の状態が明らかになり、ご本人も「また活動ができるのを楽しみに…」と話しておられます。
ルメールさんはいつ頃レースに復帰できるのでしょうか。
過去に落馬やレース中の怪我で療養した騎手の方達が、どれくらいで復帰したのかを調べてみました。
29日の東京競馬で負傷した武豊騎手は、11月3日のJBC3競走の騎乗を見送り、下記の通り乗り替わりに。
— netkeiba (@netkeiba) October 31, 2023
◆JBCレディスクラシック
アイコンテーラー 松山弘平騎手
◆JBCスプリント
リメイク 御神本訓史騎手
◆JBCクラシック
ノットゥルノ 森泰斗騎手#武豊https://t.co/GnOtyw1f0V
武豊さんは、レース中ではないのですが、2023年10月29日の東京競馬で、レースの後に馬に蹴られて、右太ももを筋挫傷されました。
当初は2週間も休めばと思っていた筋挫傷という怪我でしたが、意外なほど回復に時間がかかっています(後略)
https://www.chunichi.co.jp/
予想以上に回復に時間が必要になり、怪我から約1か月後にレース復帰となりました。
中山10R 春興ステークス
— みき (@tadarogaf11) March 24, 2024
サイルーン&岩田望来騎手
勝ちました。#中山競馬場 pic.twitter.com/ONJ7zzJRSz
2023年11月3日に落馬した岩田望来騎手は、11月8日の時点で追切に騎乗しています。
「骨は大丈夫でした。競馬までには完全に治ると思います。体は無事なので、(調教に)乗った感じ違和感はなかったです。頑張ります」と話した。
https://umatoku.hochi.co.jp/
岩田望来騎手は、骨に異常はなかったとのこと。そのため動けるようになるのも早かったんですね。
一方2022年12月3日に落馬して首を負傷した高田潤騎手。
「昨日のレース中での落馬により、第二頸椎の骨折と診断されました」
(中略)
「手術が終わるまで頭をネジでとめて首を固定しています」「今は首に激しい痛みがあります。時間はかかりそうですが、ゆっくり治します。。」
https://www.sponichi.co.jp/
高田潤騎手は骨折しており、手術やリハビリを経て約一年後の2023年11月11日に復帰されました。
やはり骨折すると、復帰まで時間がかかるんですね。
ミカエルミシェル騎手は、落馬によりかなり大きな怪我をされました。
鎖骨の開放骨折と後頭部に水平破折(はせつ)、前頭葉の血腫と頭部外傷と診断され、首の骨折は軽度だったことが分かった。
https://hochi.news/
2021年12月に落馬したミカエルミシェル騎手は、首の骨折に関しては軽かったとのこと。
約3か月後の2022年3月に復帰されてます。
北村友一騎手
— 焙烙 (@VkTg_Vroad) March 16, 2024
大怪我を乗り越えて、またタイトルを積み上げる所まで戻ってきた。本当にすごい pic.twitter.com/3jPpATa4C5
北村友一騎手は、2021年5月に行われたレースで落馬されました。
北村友一騎手は、首ではなく椎体と右肩甲骨を骨折。また、背骨8本以上の骨折もある大ケガでした。
北村友一騎手が復帰したのは、1年1か月後の2022年6月です。
ルメールの落馬の仕方
— シーザー (@luigi_jojo) March 30, 2024
北村友一が落馬した時もあんな感じだったんだよな…その後1年以上馬には乗れなくなってしまって…
ルメール 無事でいてくれたらいいんだけど…意識はあるみたいだから命に別状は無さそうでそこは良かった…
クリストフ・ルメールのプロフィール
生年月日:1979年5月20日(2024年4月現在44歳)
出身地:フランス
現住所:京都府京都市右京区
所属:JRA 日本中央競馬会所属
競馬が盛んなフランスのシャンティイという場所で育ったルメールさん。
父親も騎手だったため、小さい頃から馬は身近な存在でした。
14歳のとき、競馬学校への入学を希望したルメールさん。しかし、父親に危険だと反対されました。
そのため週末に馬に乗る練習をし、16歳のときにアマチュア免許を取得。初レースに出走されました。
高校卒業後にフランスの騎手免許を取得し、フランス以外にもアメリカやドバイで経験を積んだルメールさん。
2003年にはG1パリ大賞を制します。
中央競馬での騎乗をスタートしたのは2002年から。JRAの短期免許制度で騎乗されてました。
そして2015年にJRA騎手試験に合格。デムーロさんと共に、外国人としての初JRA通年免許取得となりました。
2018年には年間215勝を達成。
それまでの年間最多勝記録だった武豊さんの212勝を更新されました。
まとめ|ルメールのけがの状態は?ドバイターフでキャットニップ落馬
ルメールさんの落馬による怪我の情報としては、「肋骨と鎖骨を骨折した」ということがわかっています。
ルメールさんの怪我が1日でも早く治って、またレースに出てくださるのを楽しみに待ちたいと思います。
コメント