100円ショップの先駆けであるダイソーの創業者、矢野博丈さんが80歳でお亡くなりになりました。
苦労が多かった矢野博丈さんの経歴や生い立ちに注目が集まっています。
数々の苦労を経てダイソーを創業した矢野博丈さんのこれまでの人生を振り返ってみましょう。
ダイソー創業者・矢野博丈のプロフィールや生い立ち!
生年月日:1943年4月19日
出身地:中国北京生まれ、広島県東広島市出身
学歴:広島県立広島国泰寺高等学校、中央大学理工学部二部 土木工学科卒業
矢野博丈さんは、8人兄弟の5男として中国の北京で生まれました。
敗戦後、中学生のときに広島県東広島市に移住。高校在学中はボクシングに打ち込み、その実力は、1964年東京オリンピックの強化選手に選ばれるほど。
そして大学在学中に結婚。奥さんの実家のハマチ養殖業を継いだものの倒産し、借金を背負ったあげく夜逃げされました。
その後何度も転職を重ね、「矢野商店」を創業。倒産した会社などの在庫品を格安で買い取り安くで売るという商売をスタート。
しかし多忙でラベル貼りが間に合わないことがあったり、会計の手間を省きたいという気持ちから、100円均一にしたことがダイソーの原点となります。
そしてついに、1977年「大創産業」として法人化。
ダイエーに6割の商品を卸していた「大創産業」でしたが、ダイエーグループが100円均一の催事を中止することに。
会社を潰さないで済む策を考えた結果、ダイエーの客が流れるところに100円ショップを作ったことが、現在の100円ショップの始まりとなります。
100円ショップダイソー創業者の矢野博丈は改名してる?本名は栗原五郎
矢野博丈さんの本名は、「栗原五郎」。
矢野さんは、結婚をして商売を始めるタイミングで改名されています。
「矢野」というのは奥さんの苗字で、「栗原という苗字より矢野の方が商売をやるには言いやすい」という理由で改名。
さらに、「五郎という名前はやはり貫禄不足」という自身の考えで、姓名判断の先生にみてもらった結果「矢野博丈」という名前に改名されました。
のちに会社を興して社長を名乗っても、生来の親しみやすさもあって誰からも「五郎ちゃん」と気安く呼ばれるのが嫌で、姓名判断により、名も、幸運と教わった博丈と改める。
https://note.com/bunshunshinsho/
「わし、いまの名前、ええけんね。あなたも名前変えてみなさい。ええことあるんよ」
改名してからの「矢野博丈」という名前を、とても気に入っておられたんですね!
DAISO創業者の矢野博丈について世間の声は?
Xには、馴染み深いダイソーにお世話になった人々から、悲しみのコメントが溢れています。
お疲れさまでした🙇
— デギ (@degi5963) February 19, 2024
ダイソー商品、日常生活でめちゃめちゃ役に立ってます!
今もダイソーで買い物したとこです!
御冥福を🙏
ダイソー創業者 矢野博丈さん死去#Yahooニュースhttps://t.co/5KSHInfekr pic.twitter.com/AgMNJNm0co
ダイソー創業者の
— みみ🐰-社畜の星に、私はなる💫- (@mimi_hosi) February 19, 2024
矢野博丈さん、亡くなられたのね。
数々の困難を乗り越えて
ダイソーを創業し、大きくした人。
『良いことはもう起こらないかもしれないけれども、生きることに感謝するしかない。』
という言葉が印象的でした。
ご冥福をお祈りします。
ダイソーの創業者亡くなったのか。ご冥福を。
— ネコ温泉♨ (@necoonsen) February 19, 2024
とても消極的で、きっとそのうち潰れると心配しながら事業を続けるも、上手く行ったのは部下たちのおかげと語るなど、謙虚な人だなーとインタビュー見て思ったことが印象に残ってる。
まとめ|ダイソー創業者の矢野博丈の経歴や生い立ちは?中国出身で改名してる?
100円ショップの先駆けとして庶民の生活を支えてきたダイソー創業者・矢野博丈さん。
ご冥福をお祈り申し上げます。
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