X(旧Twitter)のトレンドにあがった「デスマフィン」。
デスマフィンとは、11月11日・12日に有明の東京ビッグサイトで開催された「デザインフェスタ」というイベントで販売されていたマフィンのことを指します。
今回このデスマフィンを食べた人の何名かが体調不良を訴えたことについて一連の流れを調べていると、衝撃の事実が発覚しました。
11月11日・12日に東京ビッグサイトで行われたデザインフェスタでデスマフィンが発売された
デザインフェスタ、通称デザフェスは、 プロ・アマチュア問わず、様々なアーティストが自分の作品を提供するアートイベントです。
このデザフェスで販売されていたマフィンを食べた人の中に、腹痛や嘔吐の症状を訴えた人がいたとして、このマフィンがSNS上で「デスマフィン」と呼ばれるように。
11、12日に東京ビッグサイト(江東区)で開催されていたイベント「デザインフェスタ」で、9種類約3千個が販売された。
引用元:https://www.sponichi.co.jp/
イベント向けのマフィンは6日から店主1人で製造していたという。
このマフィンの販売店は、3000個のマフィンを用意するために5日前からマフィンを作り置き、温度管理は18度の部屋に置いていた、という説明がありました。
今回このマフィンにより食中毒が発生したことについて、「無添加・砂糖半量」のものを「18度の常温保存」で「5日間」も作り置きしたことが原因ではないかと言われています。
夫が買ったクッキーを念のため、確認したら、マフィンで食中毒出てる店のだった…Honey×Honey xoxo(ハニーハニーキス)
— かわちゃん(ひよこ) (@chiki_kawachan) November 13, 2023
脱酸素剤は入っているけど、無添加・砂糖半量で、消費期限が約2ヶ月も持ちます?? pic.twitter.com/R50XYlmKhP
良くない流れがあるから元パティシエから1つ
— たけ (@masu_take) November 14, 2023
例の食中毒マフィンは砂糖を減らして常温で5日も放置したから起きた事であって、一般的な菓子屋やパン屋が出してるマフィンの消費期限が5日あっても別に不思議じゃないって事だけ覚えていて下さい
(保存温度明記してるけど)
【画像】納豆臭がする糸ひきマフィンの状態は?販売店「Honey×Honey xoxo」は以前から問題があった?
実際にイベントでデスマフィンを購入した人の声がこちら。
私が撮影した栗マフィンの現状です。 pic.twitter.com/vVneV4OQHc
— 千影 (@chikage178) November 13, 2023
日曜日の夕方に購入。
— 小石川淳之介 (@jyun_koisikawa) November 15, 2023
他マフィンは売り切れで、栗マフィンのみ四つ購入。
行列のお店だったため、楽しみで帰宅後すぐに食べてみた。
一口食った嫁は、
「栗の周りが濡れてて…凄く臭い。手が臭い人が作ったのかな?」…とそれ以上食べれず。#納豆マフィン #デザインフェスタ pic.twitter.com/2zko0V3zJF
「糸をひいていた」「納豆のようなにおいがした」という状態で、食べずに廃棄した人もいました。
一方で、問題なく食べれたという人も。
次は、HONEY.HONEY.XOXOさんのマフィンとクッキー。
— アヤメグ(•̀ _ •́ )@キモノさん💉⁷ (@Ayaka_megu2) November 12, 2023
マフィンは明日と明後日の朝ごはんでいただきます!み pic.twitter.com/XLLPN4JQhD
デスマフィンを販売したのは東京都目黒区中根1-8-23にある「Honey×Honey xoxo」。
現在お店のホームページやSNSアカウントなどは削除されています。
このお店は、以前に店舗や別のイベントで購入した人の口コミで、普段から商品に問題があったのではないかと思われる情報もありました。
【悲報】デザインフェスタで問題になっているマフィン屋さん、実は結構前から問題があった模様。 pic.twitter.com/0nGRp7Pf9s
— わんわん@ワンピカとポケカ (@gregorysaikai) November 14, 2023
厚労省が発表した危険度「クラスⅠ」とは?現在の店側の対応は?
この騒ぎを受けて厚労省は、リコール対象事案として情報を公表しています。
厚労省が発表した内容
厚生労働省は同日までにリコール対象事案としてサイトに情報を公表。回収対象となるのは「栗マフィン」など9種類で、2日間に販売した約3000個。
引用元:https://www.sponichi.co.jp/
さらに、このマフィンの健康への危険度のレベルを「クラスⅠ」と発表しました。
健康への危険性の程度は、「CLASS Ⅰ」に分類された。
引用元:https://www.sponichi.co.jp/
この危険性のレベルは三段階に分けられています。
「クラスⅠ」は三段階のうち最も危険とされるレベルです。
フグや毒キノコと同じレベルなのには驚きました。
店側の対応は?自主回収の方法はレターパックからゆうパックに変更
この騒ぎを受けて、販売店はSNSに謝罪文と自主回収についての詳細を掲載しています。
この度は、当店製マフィンのことで大変ご迷惑をおかけしました、深くお詫びを申し上げます。
— はにぃ🐰はにぃ🐰きす (@WGspk1679) November 16, 2023
現在、11月11日~12日の間で東京ビックサイトの出店にてお買い上げいただいたお客様から、マフィンの自主回収を進めております。下記サイトからお手続きお願い致します。https://t.co/BOxdjErcS4
食中毒というと梅雨のシーズンや真夏の気温が高い日に起こるイメージがあるので、涼しい時期に、なおかつ生ものでない食品で食中毒を起こすとは思ってもみなかった人も多いと思います。
今回の件を教訓に、普段の食品の保存状態についても気を付けていきたいですね。
デザインフェスタで販売されたデスマフィンについてのまとめ
デザインフェスタで販売されたマフィンの食中毒の件について、一連の流れをまとめました。
・11月11日・12日に開催された「デザインフェスタ」で販売されたマフィンで体調不良を訴える人が続出
・騒ぎを受け厚労省が調査、危険度が最も高いクラスⅠと発表
・販売店はInstagramで謝罪、自己回収を開始(レターパックによる回収から現在はゆうパックによる回収を呼びかけ)
今回の件で症状が出た方の体調が、早く回復されるといいですね。
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