サッカー日本代表の伊東純也選手が、性加害疑惑で刑事告訴されていると週刊新潮が報じました。
しかしこの報道はデマだと言われています。
伊東選手側も虚偽告訴状を大阪府警に提出し、伊東選手の代理人弁護士もテレビで「でっちあげ」だと発言されました。
文春砲さながらのスクープを報じたデイリー新潮の報道内容はガセネタだったのでしょうか。
この記事では、
- 性加害疑惑についてのこれまでの流れ
- ハニートラップだと言われている理由
- 虚偽告訴の訴状を提出&虚偽を立証するための証拠について
についてご紹介します。
【週刊新潮】伊東純也の性加害報道の週刊誌内容まとめ
伊東選手に関する一連の報道内容をこちらにまとめました。
- 性加害があったと主張されている日:2023年6月20日から21日未明にかけて
- 食事をした場所:大阪西区の飲食店を貸し切り
- 食事会の同席者:伊東選手、伊東選手のトレーナー、浅野拓摩選手、前田大然選手、タレントの卵であるAさんとBさん、Aさんの所属事務所社長、伊東選手のマネジメント担当X氏、その他男女複数
- 性加害が起こったと主張されている場所:大阪中之島のリーガロイヤルホテル大阪
- ホテルにいたメンバー:タレントの卵であるAさんとBさん、伊東選手と伊東選手のトレーナー、X氏
- 主張内容:飲食店で食事後、レンタカーでホテルへ。お酒を飲まされ寝てしまい気づくと性行為が行われていたため、同意はしていない
- 告訴までの流れ:2023年9月から謝罪を求める話し合いを開始→11月から弁護士を通じて話し合い→AさんとBさん共同で刑事告訴→大阪府警天満署が受理
- 告訴後の状況:伊東選手側が虚偽告訴の訴状を提出→伊東選手の代理人弁護士が「同意どころか行為すらなかった」「性加害がなかったと証明する証拠を持っている」と主張
刑事告訴をしたAさんBさんというのは、芸能事務所に所属するタレントの卵であることがわかりました。
AさんBさんについての情報は、こちらもあわせて。
伊東純也の性加害疑惑はハニートラップだった?物理的に無理の声も
伊東純也はハニートラップにかかった?
また、そもそもこの事件はハニートラップだったのでは、といった声もあがっています。
伊東純也は外国人のハニートラップに引っ掛かりました。笑
— ぽーちどえっぐ (@Poached_egg5432) February 1, 2024
事実関係分からないから今は笑い話にしておこう。
取り敢えず今は明後日の試合に集中して選手達のモチベーションを上げるのが優先!!!
日本頑張れ!#伊東純也#サッカー日本代表
なぜハニートラップだと言われているのか、それはAさんBさん側の弁護士が辞任しているからです。
新田氏がXでこれまでの伊東選手に関して知っている情報をまとめています。
その中に「女性側の元弁護士辞任については、「弁護士は依頼者が不当要求をしていると気づいたら辞任しなければならない」とされているため、美人局の可能性を考慮したものと考えられる、とあります。
Aさんの主張は物理的に無理があるとの声も
2023年6月20日の試合で、伊東選手はかなり強く腰を打っています。
こちらをご覧ください。
伊東純也さん
— りゅー (@ryu_tayan) January 31, 2024
ペルー戦で腰から落下してるのに
女に腰振れると思うか?
そもそも、デイリー新潮は伊東純也に取材してないという証言もある
二毛作女の証言だけで、また人様の人生を狂わす気か?
謝るならいまのうちやぞ#伊東純也 pic.twitter.com/EP3REHl7r5
腰から落ちているので、かなり強い衝撃があったでしょうね。
このケガに加えて、試合後で相当疲れていることや、さらにテレビ収録で翌日は早朝から東京に向かっていることがわかっているため、物理的に週刊誌の報道内容は無理があるのでは、といった声があがっています。
同意があったどころか、完全に仕組まれたハニートラップだったとしたらやるせないですね。行為すらなかったという可能性もあるのでしょうか。
新田龍がツイッターで虚偽告訴だとコメント!代理人弁護士が告訴状を提出したと発表
新田龍が関係者から得た情報をXに投稿
今回の週刊新潮の第一報を受け、新田龍という人物がXにコメントを投稿しました。
新田氏は、人材や教育に関するコンサル会社を展開している人物で、危機管理の専門家でもあります。
この新田氏が、1月31日に伊東選手への刑事告訴が虚偽告訴ではないかとコメント。
「関与してる弁護士に確認したところ、虚偽告訴の疑いがあるうえ、本人取材もしてないみたいです」と話しています。
「関与してる弁護士に確認した」と話していることから、信憑性が高いように感じますね。
さらに新田氏は、報道が出た翌日の2月1日、再びXに「虚偽告訴が受理されたみたい」とコメントしました。
「今受理されたみたい」と発言していることから、新田氏はこの件に関してかなり近い関係者から早い段階で情報を得ていると思います。
もし虚偽告訴だとしたら、AさんBさんの目的は何なのでしょうか。
示談金を受け取っていないことから、金銭目当てではなさそうです。
新田氏がXで虚偽告訴状を提出したとコメントしたあと、日刊スポーツの報道により、伊東選手側が大阪府警に虚偽告訴の告訴状を提出したことを大阪府警が認めたと報じられました。
サッカー日本代表MF伊東純也(30=スタッド・ランス)が、女性2人から同意なく性行為をされたとして、刑事告訴された件で、伊東側が1日、性加害はなかったとして、虚偽告訴容疑の告訴状を大阪府警に提出したことが、大阪府警への取材で分かった。
https://www.nikkansports.com/
伊東純也の代理人弁護士が性加害疑惑は「でっちあげ」と発言
伊東選手の代理人弁護士は「まったくのでっちあげですね」とテレビの取材で話されました。
さらに、「自信をもって虚偽告訴罪の告訴を行っている」と発言されてます。
虚偽告訴罪とは、相手に刑事処分・懲役処分を受けさせる目的で、故意に、捜査機関や懲戒処分権者に対し、客観的事実と異なる虚偽の告訴を行うことをいいます。虚偽告訴を行った者は、3ヶ月以上10年以下の懲役に処されます。
http://www.xn--4rra073xdrq.com/
もし虚偽告訴であることが証明されたら、3か月以上10年以下の懲役刑。重い罪ですね。
代理人弁護士は「自信をもって告訴を行っている」と話している通り、AさんBさんの訴えが事実ではないと証明できる証拠を持っているようです。
それが、「女性が自虐してるLINE」「女性が被害にあったとしている時間に撮影した動画」。
この証拠があったら、伊東純選手側が圧倒的に有利な気がしますね。
女性が送ったLINEについてはこちらもあわせて。
これに対し、週刊新潮は2月2日に声明を出しています。
本誌は取材の結果、被害女性たちの訴えを真実と確信しております。彼女たちが受けた心身の傷は極めて甚大です。事は刑事事件に発展する可能性のある重大な案件であり、伊東選手、ならびに日本サッカー協会(JFA)はその重大性を深刻に受け止め、被害女性たちに真摯(しんし)に向き合い、対応すべきであると考えます。本件について、伊東選手側が虚偽告訴だと訴えるのは、被害女性を二重に傷つけることであり、看過し難い行為と言わざるを得ません。今後も週刊新潮は本件について取材を続けて参ります。(週刊新潮編集部)
https://hochi.news/
週刊新潮は、AさんBさんの主張が真実だと確信しているとのこと。
双方の主張が対立していることから、長引きそうな気がします。
報道によると、伊東選手は「ホテルで女性らと過ごしたこと」は認めていて、Aさんの「同意がなかった」という主張が虚偽であるということを訴えたいとされてます。
告訴状では、伊東選手はホテルで2人と過ごしたが、2人の話は不自然に変遷しており、物的証拠は一切存在しないとしている。
https://www.nikkansports.com/
ホテルに行ったのは事実のようで、争点は「行為があったのか?」「同意があったのか?」このあたりが争われると思います。
強気で争う姿勢を見せた加藤博太郎弁護士については、こちらをご覧ください。
まとめ|伊東純也の性加害報道は嘘?デマの虚偽告訴だと弁護士が証言
AさんBさんらの主張と伊東選手側の主張は真っ向から対立しています。
ホテルという密室で第三者がいないとなると、録音や撮影をしていない限り、状況証拠でどちらの主張が信憑性が高いか、というポイントで判断されるのでしょうか。
続報を待ちたいと思います。
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