Googleアドセンスから承認された、「税務情報の提出方法」をお伝えします。
アドセンスの税務情報の提出で、アメリカ、シンガポールは承認済みとなったけれど、「税法上の居住地」のところの「税務情報」のステータスが「対応が必要です」となり、証明書類が承認されない…という方に読んでいただければと思います。
私もある日アドセンスから、「税法上の居住地における追加の税務情報が必要です」というメールが届きました。
身分証を送ってもダメ、居住者証明書を送ってもダメ、ということで一向に承認されないので、ずっとモヤモヤしていました。
ところが、とある方法を試してみると5日で承認されました。
何度も提出したけど承認されない…とお困りの方がおられましたが、ぜひ参考にしてみてください。
この記事では、
- 承認されるまでの一連の流れ
- Googleアドセンスに承認された税務情報の提出方法
- 居住者証明書の書き方
をお伝えいたします。
Googleアドセンスに「税法上の居住地における税務情報」の提出書類が承認されるまでの道のり
【2023年12月26日】シンガポールの税務情報を求められ免許証を提出
アドセンス画面を開くと「シンガポールの税務情報をご提出ください」という警告が出ていたので、スマホで撮影した運転免許証(jpg)の写真をアップロードして提出しました。
【2023年12月27・28日】シンガポールの税務情報が受理される→税法上の居住地が変更される
「シンガポールにおける税務情報が受理されました」というメールがきていたので、12月26日に送った運転免許証が受理されたということですね。
しかし、そのメールと同時に「税法上の居住地における税務情報を変更しました」というメールが届いていました。
さらに、28日には、「税務情報が承認されました」というメールが届きました。
これは、シンガポールにおける税務情報を送ったことにより、税務情報が自動的に変更され、そしてそれが承認されたのだな、という理解をしました。
【2024年1月11日】一度目の「税法上の居住地における追加の税務情報が必要です」のメールが届く
最初にGoogle Paymentsから「税法上の居住地における追加の税務情報が必要です」というメールが届いたのが、1月11日です。
【2024年1月14日】マイナンバーカードを提出
「ん?こないだ承認されたはずなのに…」と思い、免許証がダメだったのか?と考え、今度はスマホで撮影したマイナンバーカードの画像(jpg)をアップロードして提出しました。
【2024年1月24日】二度目の「税法上の居住地における追加の税務情報が必要です」のメールが届く
Google Paymentsから、二度目の「税法上の居住地における追加の税務情報が必要です」というメールが届きました。
免許証もマイナンバーカードも通らない…そこで、税務署に出してもらえる居住者証明書なら承認される、という話を聞いたので、早速郵送で税務署に居住者証明書の申請書を提出しました。
※居住者証明書の申請方法や書き方は、後ほど記載します。
【2024年2月6日】居住者証明書を提出
居住者証明書は、1月26日に郵送で税務署に申請書を送り、2月2日に自宅に届いてました。
そして、2月6日にスマホで撮影した居住者証明書(jpg)をアップロードして提出しました。
【2024年2月13日】三度目の「税法上の居住地における追加の税務情報が必要です」のメールが届く
Google Paymentsから、三度目の「税法上の居住地における追加の税務情報が必要です」というメールが届きました。
居住者証明書でもダメならどうしたらいいのか…と途方に暮れました。
【2024年2月14日】居住者証明書を再提出
税法上の居住地における税務情報がどうしたらGoogleに承認されるのかを調べていくうちに、
提出する居住者証明書の画像をPDFでアップロードすると承認される
という情報を入手しました。
私の場合はjpgで提出していたので、居住者証明書の画像をPDFに変えて提出してみました。
【2024年2月19日】「税法上の居住地における税務情報が受理されました」というメールが届く
居住者証明書の記載内容は一切変更せず、画像の拡張子をjpgからPDFに変更して送り直しただけで、5日後に「税法上の居住地における税務情報が受理されました」というメールが届きました。
「税法上の居住地における追加の税務情報が必要です」は居住者証明書の画像をPDFで提出すると承認された
PDFで提出して承認されたのはjpgの画像が不鮮明だったから?
私の場合は、「提出するドキュメントの拡張子をjpgからPDFに変えて提出した」ところ、承認されました。
居住者証明書が承認されない理由については、Googleアドセンスコミュニティで以下のように回答している方がいらっしゃったので、参考にさせていただきました。
・書類の画質が不鮮明である。
・書類が指定されたJPEGやpdfといった形式で作成されていない。
https://support.google.com/adsense/thread/259680168/
・日本在住でAdSenseの国が日本の場合、ほとんどはシンガポールになるはずですけど提出先の国が間違っている。
・居住者証明書で日本語と英語で書かれていると思いますが、お支払いプロファイル、提出した税務情報の名前や住所と同一になっていない。特に住所で違っている事が多いようです。
・税務情報は適時更新するようにとヘルプにも書かれていますが、上記の内容で再提出した場合には税務情報の再申請をしないと申告先の情報が古いままの可能性があるので「不足しているドキュメントを送信する」を繰り返すのではなくシンガポールの税務情報も再申請してみてください。その際には税務情報申請への添付ファイルを居住者証明書へ変更してみてください。
・ヘルプにも書かれていますがパソコンでの作業をお勧めします。
私の場合は、jpgで提出していた居住者証明書の画像が不鮮明だったのかもしれません。
PDFは文章データの保存に適し、JPEGは画像データの保存に適しています。 PDFはJPEGに比べて印字が鮮明になるため文章データの保存に向き、JPEGは1,677万色もの色に対応し高画質で画像を保存できます。 具体的には、請求書や領収書、社内文書などはPDF形式での保存がおすすめです。
https://blog.mc-copy.jp/
居住者証明書は文章データなので、jpgではなくPDFでアップロードしたから承認されたのかなと思いました。
PDFで提出したけど承認されない場合
ただ、元々居住者証明書の画像をPDFでアップロードして提出していたという方でも、承認されずに再提出を求められているケースがあります。
その場合は、以下の方法を試してみるとよいかもしれません。
- 居住者証明書の提出先をUSJからシンガポールにする
- アドセンスの税務情報の画面の「証明書類」のところをクリックし、履歴を削除すると警告画面が消えて、税務情報の提出を求められなくなる(承認されましたというメールは届かないが)
https://da-romtell.com/adsense-certificate-loop/#toc1 - 「不足しているドキュメントを送信する」のところから提出すると、以前提出した内容(マイナンバーカードの有効期限等)が引き継がれてしまうために承認されない可能性があるので、「税務情報の更新」のところから提出すると承認されることがある
https://support.google.com/adsense/thread/259034514/%E7%A8%8E%E6%B3%95%E4%B8%8A%E3%81%AE%E5%B1%85%E4%BD%8F%E5%9C%B0%E8%A8%BC%E6%98%8E%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6?hl=ja
居住者証明書の取得方法と書き方
こちらが、私が税務署に出した居住者証明書の交付申請書です。
オンライン上で入力したものを印刷する方法もありますが、私はなぜか文字が入力できなかったため、手書きのものを税務署に郵送し、返送されたものをPDFでアップロードしてアドセンスに提出しました。
居住者証明書の詳しい請求方法は、こちらを参考にしてください。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/osirase/9210.htm
この申請書の下に居住者証明書がついており、税務署から必要事項を記載したものが後日返送されました。
直接税務署に持っていかれる方は、その日に居住者証明書がもらえるようです。
まとめ|アドセンス税法上の居住地の提出方法!税務情報が受理されたやり方
提出した書類がなかなか承認されないと、なぜ承認されないのか理由がわからないため、モヤモヤしますよね。
私もひとつずつ提出方法を変えて、どうしたら承認されるか試してみようと思っていたところ、最初に試したjpgからPDFに変えて提出する、という方法で承認されました。
色んなケースがあるようなので、ひとつずつ方法を試していくといいと思います。
もしまた新しい情報が入りましたら、こちらに追記いたしますね。
最期までお読みいただきありがとうございました。
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